予備知識のない人がショールームで今主流の住宅設備を見た率直な感想がとてもためになった話 ①ユニットバス編
いつぞや熱海に行った時の写真です。
素敵な天井ですね。日本建築って割と要素が多様で凝っている。
今天井パネリング(天井にフローリングのように木パネルを貼る仕上げです)流行ってますけど、天井に木を使うのは日本建築の考え方だなと感じます。(個人的感想)
木をたくさん使う仕上げ、いいな〜!高いけどね!
フローリング倍貼ってるようなものですからね、しかも天井に貼る方が大変ですからね。
パネリングはセレブの仕上げだと思う。
セレブ羨ましい。天井に木を貼れるなんて心底羨ましいっ!
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私はこの数ヶ月たくさんのショールームに夫を連れて行った。
夫は大変心配性で神経質なため実物を確認し納得していないと完成した時にかわいそうだと思ったから。(決して怒ったりせず一人でとても残念がるタイプの人なのだ)
結果とてもよかった!日々見慣れてしまうとなんとも思わなくなってしまったことを私に教えてくれたのだ。ありがとう夫。
というわけで「予備知識ない人がショールームで今主流の住宅設備を見た率直な感想がとてもためになった話 ①ユニットバス編」スタート!
かの有名な樹脂製のタイル調のヒヤッとしない床は耐久性に不安を感じる
そうなんだ・・?!
そう言われればそうか・・!
夫は昔ながらの在来、タイルのお風呂に慣れていて、見慣れないこともあるのですが、
本能的に(?)物質として耐久性に不安を感じるとのこと。
見慣れすぎていてなんとも思わなかったけど、言っている意味はよくわかる。
すぐに乾く、汚れがつきにくいという特性は確かに素晴らしいですが、清掃性も最初はよくても10年以上経過した時にどうなるのかは気になるところ。
ヒヤッとしないために樹脂でできているのだけど・・その性能も素晴らしいのだけど・・それ以前に硬質さがないことに不安を感じる人は日本にどれくらいいるのかわからないけど・・・・確かにこう感じる人も一定数いるだろう。
でもその方達はこれ以外に選択肢があることを知らなければこれを受け入れるしかない。今のユニットバスはほとんどが樹脂製の床ですから、これしかないと思い込んでも不思議はありません。
ユニットバスにもタイル床はあるけど、とっても高くなりますし難しい問題です。
メモメモ!
オーバーヘッドシャワーはいらない
そうですか・・
ですよね、別に必要ないもんね。
ちょっとだけ、なぜかオーバーヘッドシャワーに憧れていた私。
「でも見てよ、ほら、かっこよくない!?」
何度かプッシュしてみたけど、いらないね、と言われて、
そのうち私も確かにいらないね、と思ってやめました。
やめたというか、最初からプランに盛り込まれることもなかった。
妄想と現実のギャップをバシバシ埋めてくれる夫に感謝。
「オーバーヘッドシャワーは予算削り筆頭ポイント」メモメモ!
こんなに真剣に考えても割とあっさり却下です。↓
お風呂の壁パネルの柄は不要
これもですか・・?
もうあれですよ、企業努力ってやつがね?なんかファーって散って消えていってる。
いいんです、私も真っ白がいいって思っていたから。
しかしね、いろんな人に合わせていろんな柄用意してあるんですよ。
中にはちょっととんでもない柄とかもあるんですけど・・・
でもわかるんです。こんなにたくさん作るから、とんでもない柄も生まれちゃうんです。
かっいいやつ4つから選ぶ、とかでいいのになと。
系統から言って4つもあれば十分なのですよね。
その分の企業努力、質のいい材料を使うことに向けて欲しい。
所詮パネルはパネル。タイルと質感で勝負にならないのですからあくまでシンプルにコスト重視で良いのでは?
フェイクの技量より本物にもう少し注力を・・・!
カタログも、選べるものが多すぎて複雑怪奇。大変。(私が)
その親切設計、本当に親切ですか・・?
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ショールーム見学、お客様はだいたいテンションが上がるポイントです。
だから、夫も楽しんでくれるかな?と思ったけど
上記の通り、柄とか興味ないので、ユニットバスって本当に壁を貼り合わせた感じの風呂なのか、とちょっとがっかりしておられました。
私もそれを見て、がっかり・・とかはなく、そう感じるんだ!!
と、めちゃくちゃ楽しかったです!ごめんね夫。
ちなみに私はお仕事でよく使うので慣れもあってユニットバスのコスト的ありがたさ、性能の良さやデザインも十分及第点だと思っているし、好きなデザインのものもあります。
そしてやっぱりオーバーヘッドシャワーはなんかいいな〜と思っています。(うちにはいらないけど)