オーバーヘッドシャワーのことを考えてみた
オーバーヘッドシャワーをご存知だろうか。
文字通り、シャワーが真上から降ってくるシャワーシステムのことだ。
いろんなメーカーで、いろんな形で出ているので名称もいろいろだ。(いろいろ多いな)だけどそんな違いは今回はどうでもよくて、真上からシャワーが降ってくる形状のやつならオーバーヘッドシャワーとして考えてみたいと思う。
オーバーヘッドシャワーのいい所:かっこいい!
そうなんです。ただただ見た目がかっこいいんです!
お風呂全然好きじゃない私でも、
ああ、シンプルなお風呂に豪華なコレがついていたらさぞ絵になるだろう・・・!
そう思うくらいにかっこいい。
私の絵ではオーバヘッドシャワーのかっこよさが伝わらなかった方のためにサンプル画像を。
ご覧いただくと、普通のシャワーで言うヘッドの部分がめっちゃくちゃ大きくなっている。このシャワーの狙いは、上から広い面積でシャワーを浴びて体を温めることなのだ。
え?湯船入れば?
そう思いますよね。同感です。
だけど、湯船に浸かる習慣のない国で生まれた代物なのでどうかそこは目をつぶっていただきたい。
するとどうでしょう?造形としては割とかっこいいじゃないですか?
なんだか真上から落ちてくるシャワーを受け止めてみたいような気もしてきたし、我が家にも…導入してみる??なんてね。
オーバーヘッドシャワーの残念な所:高い
出ました。かっこいいもの=高価
この世の摂理。コレは絶対。
どうでしょうね?メーカーとか機能やオプションによってもピンキリですけれど。
だいたい一式で定価15万くらいはするのではなかったかな。
お金が有り余っている人にとっては、
あら、それならつけちゃおうかしら♡
となるのでしょうかね?
でも普通はならないのですよね。
だって15万てめちゃくちゃ高くないですか?
全く家事の軽減にも寄与しないし、主たる機能(体を温める)も代替可能だし、ただかっこいいということに15万って普通の家庭ではなかなか出せない…。
オーバーヘッドシャワーをリアルに想像した時に困ること
オーバーヘッドシャワーはレバーをひねってすぐに温かいお湯が出てきてくれるのだろうか?
これだ!
面積が広いから逃げ場がないですから、まあまあの死活問題ではないか?
普通のシャワーで先に給湯していればある程度防げそうな気もするのですが、途中で分岐しているからオーバーヘッドシャワーの手前にはお水が溜まっているはずなんですよね。そうすると…
こうなりそうな気がするんです。
レバーはオーバーヘッドシャワーのすぐ下の水栓についてますから、事前にひねって温めておくこともできないですし。(ひねった段階で濡れる!)
するとこうですか?
普通のシャワーで温水防御をしながら、体を最大にひねり、オーバーヘッドシャワーの最初の一撃を避ける!
あれ??めっちゃくちゃかっこ悪くない?自分の態勢。
かっこいいオーバーヘッドシャワーを浴びるためにはこんなにかっこ悪い態勢にならなければいけないのか・・・。(そうとは限らないかもしれないけど、想像はそうなってしまった。)
それか、かっこよさを全うするならこうですね。
どんなに冷たい水が降ってこようとも、微動だにせず、顔色ひとつ変えずに耐える!
厳しい2択だ。なぜこんなことに・・・。
使ったことがないので全ては妄想です
妄想でしかないのですけど、メーカーのカタログはどこをみても
オーバーヘッドシャワーは必ず適温が降ってくるから安心してね!
的なこと書いていないのです。(当たり前)
だから導入する際にはやっぱり冷や水を浴びる覚悟もあったほうが安心ですよね。
いろいろ書きましたけど、私はオーバーヘッドシャワーが好きです。(え!?)
だってかっこいいから!
事実、お金に余裕がある方たちには人気あります。
それは圧倒的にお風呂のオブジェとしての人気です。
だってかっこいいから!
お風呂は好きじゃないので全然経費掛ける予定はないのですが、もし、リフォーム計画が順調に進み、web内覧会とかすることになり、オーバーヘッドシャワーがお風呂についていたりしたら、
あ、お風呂のオブジェ買ったんだな
そう思っていただければと思います。
オーバーヘッドシャワーを夫にも検討してもらった結果がこちら!