【リフォーム計画】上品で控えめだけどちょっと目を惹く面取りラウンドミラーを洗面ミラーに採用してみようと思う
洗面ミラーは必要設備かつインテリア要素です。
つまり、素敵なものを選べば実用も果たせるインテリアとなるので、インテリア投資として高コスパな箇所なんですよ!大好きな一石二鳥!!
だから、洗面室を機能よりもインテリア要素重視で構成したい方はある程度良いものを使っていいと思う。・・お金のある人は・・。
だけど、お金がなくてもレトロで素敵な一石二鳥の洗面台にしたい私は以前から気になっていた市販のラウンドミラーに目をつけました。
鏡が丸いだけで素敵
丸って可愛いですよね。非の打ち所がない。
丸は万物の基本だから。(そんなのあったけ?)
地球も太陽も、天体はほとんど丸い。
あんな不安定な宇宙の中では丸くないと生き残れない。
よって、丸最強!
って言う茶番は置いておいて、円形がバランス的に保証されているのは間違い無いです。
長方形だと安定するバランスがあるから比率は結構重要だけど、円はすでに完璧なのだ。
ただ、個人的にはインテリアで丸を使う場合、大きさと数には要注意だと思う。
個人的に住宅で利用する円の大きさで間違い無いのは、
・水玉のように小さなドットがたくさんある 例)水玉の壁紙を子ども部屋に使う。
・大き目(直径50cm以上くらい)の円で一箇所にどん 例)大型ラウンドミラーや茶室などの円形の小窓
あたりかな〜と思っています。
それ以外の中途半端な大きさは空間に馴染ませるのが難しすぎる。(ハイパーセンスある人なら問題ないでしょうが)
例えば壁を直径30cmくらいくり抜く、とか言う演出だ。(そんなのあるかな?)
よっぽど腕が無い限りは厳しい。
なにこの穴??ってなる。
そうすると今後の使い道としては顔を丸から出してのフォトスポットにするくらいだろうか。
そのうち、ちょんまげとか、アフロとかの絵を書いて画鋲で丸の上のとこに留めたらより楽しめるかもしれない。
長々と一体なにが言いたいかと申しますと、半端な大きさの丸はやめた方が無難ってことですね。
ラウンドミラーは大き目で!
可愛い縁の罠「埃」
ミラーってブランドメーカーのものはとても高価ですよね。(それはミラーに限らないね)
普通に10万くらいの値札付いていて、これで商売成り立つなんておかしな世の中だぜっ!とか思います。
そこで頼りになるのが、KAWAJUN、IKEA、ネットショップの方々です!
その中でも最初に目をつけたのはIKEAでした。
洗面アクセサリー探しでIKEAの安さに魅了されていた私は、
もう全部IKEAでいーじゃん!
と思っていました。実際デザイン性に優れていて、大きさも十分!
この辺りとかシンプルだし!安い!!
LINDBYN リンドビーンミラー, ブラック, 80 cm
¥ 4,999 消費税込み
ROTSUND ロートスンドミラー, ホワイト, 80 cm
¥ 9,990 消費税込み
でも、ずぼらゆえに気づいてしまったのです。
IKEAのラウンドミラーは素敵な縁が付いている。
埃、溜まっちゃうんじゃない!?
そうすると、もうダメです。(え?)
こういう部分の掃除って面倒だから絶対いや。
でも洗面は綺麗であってほしい。手間は最小限にしたい。
そんなずぼらな気持ちが強すぎてIKEAのラウンドミラーは断念しました。
面取りは光の演出の一つ
だけどもIKEAの素敵なデザインをたくさん見た私はなんの飾り気もないただのラウンドミラーでは満足できなくなっていた。
そこで面取りの登場だっ!!
塩川光明堂というメーカーさんの写真をお借りしました。
縁に少しテーパーが掛かったミラーなのですが、実際はあまり見ないですね。
綺麗で個人的には大好きなのですけど。
見た目もそうだし、テーパーなので絶対埃が溜まらなくて本当にいい子だなって。
でもしっかりと縁に存在感がある。
ところで、
最近照明を使った光の演出が通常営業化している。店舗とかきらりんきらりん。
かっこいいけど本当に高い。そして継続して電気代がかかるのよ・・
私はすごくめんどくさい人間なので、割とエネルギー問題とか気にしています。
二度目の大学生の頃は近現代史をやっていてネイティブアメリカンのことを卒論にしました。彼らの神聖な土地は今、原子力発電のゴミ捨て場にされています。
福島の原発問題が一向に前に進まないことも本当はもっと考えないといけないはず。
無駄な正義感かもしれないけど、建築は大量の廃棄物を出してしまう仕事でもあるから、少しでも環境負荷が少なくなるといいなと思っていたりします。設計も発注も常に必要十分を目指していきたい。(ちゃらんぽらん系真面目なので)
しんみりしたところで。(盛り上がってるところに水を差す人いますよねっ)
演出のために洗面ミラーに照明を仕込むのは建築的にめちゃくちゃやります。
かっこいいからね。
でも自宅ですし、いちいち、ああ、ネイティブアメリカンの方達が・・・
ってなってしまうと落ち込んでしまう。
そうした時に、テーパーがある面取りミラーはわざわざ光で照らさなくても、ただそれだけで光を平面とは違う方へ屈折してくれるので、ひそやかな光の演出になるんです。光の縁取りです。
派手さはないけど、なかなかいいものですよ。
まとめ
あんまり使われることはないけど、大好きな面取りラウンドミラーへの愛を語ってみました。 ミラーってたくさんあるので迷いますよね。楽しいのですけど。
メーカー洗面台の場合はセット品になることも多いかもしれませんが、ミラーがお気に入りだと、鏡の前に立つたびにとっても素敵な気持ちになれますのでぜひお気に入りを見つけていただければと思います。