ずぼらがそこそこ素敵に暮らすには

【リフォーム計画】数年前に東京蚤の市で買ったグリーンのワイヤーシェードの照明を2Fトイレの照明にする

東京蚤の市というオシャレイベントをご存知でしょうか?

アンティーク好きが世の中にはこんなにいるのか!と驚くほど大盛況のイベントです。

あ、ちなみに、一回しかいったことないですが。(普通の骨董市に行く方が多いです)

わたしは見る目が全然養われなくて悲しくなるけどアンティークが大好き!

百戦錬磨の店主の方には、若造が!って目で見られていますが(たぶん被害妄想)見て学ばなければ見慣れることはできませんから、骨董市に時々出掛けては、へーっと見させていただいています。

 

東京蚤の市はオシャレなお店がとにかく沢山ありまして、骨董品のお店がメインですが、新品の北欧雑貨、作家さんの手作り作品、流行のオシャレドライフラワー、豆皿…おしゃれなものがこれでもかというほど集められた魔界なのです。

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可愛いカップが大量発生!

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古びたビンも集まると可愛い!(単体でも可愛かったです)

ちなみにやってくる女子もオシャレ女子で、人間の姿をしていますがおそらく妖精です。

東京蚤の市はオシャレに特化しているので、もはや骨董品とは関係がないキッチンカーなど来ていたり、全然知らない(私が知らないだけ?)オシャレアーティストのミニコンサートがあったりということで、いつもの骨董市とは明らかに客層が違っていて、すこーし気が引けました。

そもそも入場が有料ですし。

でも、最近流行っているオシャレな植物のお店があったのはすごくよかったです。(植物買わなかったけど)

普通あんなお店はひっそり、好きな時間にしかやってないことも少なくなくてほとんど行けないですからね。むしろ、本当にそんなお店あります?というくらい希少。

前置きが長すぎましたね。

 

東京蚤の市でちょっと大ぶりのグリーンの照明を発見する

 当時、和室の照明いいのないかなーと探していた私。

私はもともと夫が住んでいた住まいに結婚を機に入居しましたので、和室には夫が取り付けていた照明があったのです。が!

大変申し訳ないがオシャレというにはちょっと味がありすぎる照明でしたので、

「好みじゃないので変えさせてください」

とはっきりとお願いし、了承をもらったところでした。

もともと持っているものを変更させるのはなかなか気を遣うところだと思うのですが、私としては自分の素直な気持ちをはっきりとまずは伝えるようにしていましたね。

我慢して溜め込むよりはまずは冷静に意見を表明して、いい意味での妥協点を探す。

まあほとんど夫が私のインテリアに対する熱い気持ちとプレゼンにドン引きして笑われ、譲っていただく、という構図にはなってしまいまいたがね。(夫には感謝しています)

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夫の家具を結果的にほとんど全て処分することになったことは本当に申し訳なかったと思っています。

 

そんなこんなでアンティークショップを覗いたり、ネットショップを覗いたりと結構色々と探していまして。

ガラス素材が好きだけど、4畳半の和室だからなんか戦時中っぽく(?)なっちゃう気がしたのでどうしたものかと、そもそもの方向性で悩んでいました。

そんな時、たまにはオシャレなイベントに行きたくなった私は、アンティークにもオシャレイベントにも全く興味のない夫を引き連れて、東京蚤の市を訪れました。

広大な敷地をふらふらと、しかし欲しいものセンサーだけは研ぎ澄ませて歩きます。

そこへ飛び込んできたのが考えもしていなかったワイヤーシェードの照明です。

色はグリーン!

 

いい感じに塗装が一部剥がれていて雰囲気が気になり、お店の人と話し聞いてだんだん乗り気になる私。

夫は、えっ?そんなボロい照明買う気なの? という顔をしていましたが、私は結果的にこの照明を購入しました。

こちらです。

 

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LEDクリアランプもおまけでつけてもらいました。

ようやく手に入った照明を、いそいそと設置する私。

取り付けて見ると、この照明は結構大きくて、夫はこの照明の下を通るたびに頭をぶつけていました。

(私はぶつからない高さだった)

それを見るたび、

あー、この子は頭をぶつけないところにつけてあげないとな、

そう思って3年くらい経ちました。

 新しい場所へ

 時は満ちた。

リフォーム計画が始動したのだ!

もちろんお気に入りのグリーンの照明も新居に配置します。

条件は一つ。誰も頭をぶつけないことっ!!(あたりまえー)

それで、色々考えた結果2Fのトイレに設置を決めました。

せっかくなのでこのグリーンをいかしたいっ、と思った私。

①引き立てる

②なじませる

の二択から②を選択。照明と同じカラーの壁紙をトイレ背面と天井の2面にアクセントとして選びました。

2Fのトイレは寝室の近くなので落ち着いた仄暗い感じにしたかったこともあり、天井も背面と同じグリーンのクロスを貼ります。ペンダントの吊り元もグリーンなのでより空間と馴染むはずという考え方です。

アクセントって手段であって目的ではないので空間作りに寄与しない限りは乱用すべきではないなと思います。(個人的には…)特にリフォームの場合は壁下地があまりよくない場合がほとんどですので、アクセントによく使う繊細な柄やテクスチャーは綺麗に貼りこなすのがけっこう難しいです。

私の選んだグリーンのクロスも塗装っぽいテクスチャーの紙のようなタイプでしたので工務店さんは若干渋い顔をされていました。しかし、今回の貼り方ですと、継ぎ目なしで貼れるので(壁紙は900mm巾で縦に貼っていきます)まあまあいいのでは?ということで強行しました。

 

展開図だとこんな感じ。

 

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照明位置をずらすために天井をいじるとコストがかかるので、既存の照明が来ている場所に引っ掛けシーリングを設置して、フックでタンクの上に吊るします。(コストカッター)

当然ながら、トイレのタンクの下に人は入りませんから誰も頭をぶつけなくてすみます。(夫よ、わたしやったよ!)

そのくせトイレに入った瞬間目に入るのでインパクトもあり、一石二鳥です。

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いつも一石二鳥狙ってた甲斐があったよ!

日本の既存住宅は天井高が2400mmくらいが多いので(水回りはダクトの関係で下がっていることが多いけど)、あまり大きな照明をつけると頭をぶつけたり、外で買ってきた大きなものを搬入するときにぶつけたりしてなかなか難しいですが、場所を選ぶと大ぶりの照明はインパクトが出しやすくて楽しいです。(夫に頭をぶつけさせ続けた人が言ってはいけない)

 

まとめ

好きなものを集めておいてよかったなーという事例です。夫もこのプランをとても喜んでくれました。(頭をぶつけなくなったからだね)

新築やリフォームでは、決めることがとーーーーーーーーーーーっても多いです。

全てをこだわり抜いて決めるには時間が足りない。そして無理してこだわり抜くと魂が抜けるほど疲弊します。本当に好きなものを(極論、本当に好きならたった一つでも良いと思います。バラつくよりずっといいです。)、画像でも、家具でも、雑貨でも、少しずつストックしておくのはとってもおすすめです。設計者もお施主様の好みが掴みやすくなるので提案の精度が上がります。

それからアンティーク好きではなくても蚤の市や骨董市、大変おすすめです。素敵なものがたくさんあります。(今はコロナでどんな開催予定かわからないのですが…)

オシャレイベント以外にも昔から定期的に行われている骨董市は沢山あります。大和の駅前の骨董市は月一でやっているし、京都とかも多いみたい。(京都はなんか霊魂はいったやつとかありそう!いきたい!)大学生のころ友達とパリに行った時に少しだけ覗いた蚤の市もすーっごく楽しかった。古いもの大好きです。

これからもお気に入りを増やしていきたいなー。