玄関の床はモザイクタイルにしてみたい
熱海の起雲閣で撮影したらしき写真です。(撮影地が記録されるって便利だ。)
この色の組み合わせが渋可愛い!
仕事で仕様決めをする時も、やはりモザイクタイルを見ているお施主さまの目はキラキラしています。
だって可愛いから!!!
清少納言も「小さきものはみなうつくし・・・」って言ってますし、それに関してはもう悠久の時代から変わりのない事実に違いなんですよね。絶対に。
ガラスモザイク、大理石モザイク、磁器モザイクそれぞれ違ってみんないい。
モザイクタイルって今は基本的に壁に使うもの
洗面台の水のかかるところ、キッチンの前面、ニッチ、アクセントウォール、、、
その小ささゆえの奥ゆかしい可愛らしさとインパクトであらゆる所に使われています。
向かう所敵なしと思われるモザイクタイルにも弱点がありまして、なんせ小さいので目地が多い。もうこれは他のサイズのタイルを圧倒。
目地って嫌われてしまいがちですよね。カビとか汚れとかの温床ってイメージが強いから。
そんなわけでもうね、モザイクタイルって床に使う場面めちゃくちゃ少ないんじゃないでしょうか?
少なくとも私はお施主様からリクエストされたことはないですね。
モザイク=掃除大変
うん。それは他と比べれば絶対の真理です。そりゃそうだ。
あれ?ずぼらだから無難で王道で間違いのない大判グレーじゃないの?
そう思われますよね。
もちろんずぼらな私は玄関掃除も例外なく面倒と感じています。(なんならほとんど放置)
分かってるんです。日々外から靴が土をつけて帰ってくるのは。
石目の大判タイルをビシッと決めるのが正解なんじゃないの?
汚れ確実に目立たないよ?
そういう葛藤は毎日しています。(物件決まってないのに?)
・・・うーん・・・
でもね、汚れてもいいんじゃない?
だって可愛いんですよ?
むしろ普段煤けてるくらいでもいい。
たまに掃除しよー、って軽く掃いて、水拭きした時に、
えっ!!?あなたこんなに可愛かったの!?
そんな風になれる関係も素敵なんじゃないの・・・?
って盛り上がるんですけどね、
黒い菱形も可愛い!!
間違いないよね。だって起雲閣の玄関だから。
なんて完璧なバランスなんだ!
結局どうしたいの?
すっごい可愛くしたいんですよね。自分基準で。
でね、もう最終は絶対的なところで予算です。これで決める。(結局お金だった・・・)
浅いながらも建築の世界にいるからわかるのですけど、モザイクタイルって根性出せば自分で貼れちゃうんですよ。
まあまあ大変ですけど。
種類にもよるのですが、ネットでくっついていて、そのネットを切れば比較的簡単に並べられちゃう。カットも頑張ればいける!
そのために下地はモルタルだけお願いした方が良いかなとか色々状況で考えなければいけないので全くオススメはしませんがね。
というか絶対職人さんにお願いした方がいい。(私も予算合えばお願いするつもり)
なぜなら圧倒的に仕上がりが綺麗だから。
職人仕事ってすごいです。
知らないと簡単そうに見えるかもしれないのが心底残念。
素人がやれば何倍も時間がかかってぐちゃぐちゃになっちゃうこと、こちらのお願いした期間で美しく仕上げてくれますから。
対して大きなタイルは絶対に職人さんにやってもらわないと無理です。
専用の道具は要りますし、何より大きいタイルは重い!
切るのも並べるのも貼るのも100%素人には不可能な作業です。
(私は300×600mmの現物タイルサンプルを手を滑らせて足の甲に落として悶絶したことがある。ちなみに15cmくらいの落下だった。)
モザイクタイルにするなら
青ベースにしたいですね。
青グラデーションに、スモーキーなグリーンと少量のベージュ。
ちなみにこれ職人さんに施工お願いすると、並べる手間がえげつないのでめっちゃ高くつく。はず。
だから自分で柄作るなら自分で並べる覚悟でいる。
最悪仕上げに満足いかなかったら後々お金を貯めて職人さんにお願いするのだ。