【リフォーム計画】和室を和室のままリフォーム!襖紙選ぶときに気をつけたこと *我が家の場合*
和室のアクセントに素敵な襖がハマるとかっこいいですよね。
以前、ハイパーセンスあるお客様が
「襖紙の交換だけなんだけどいいかしら?」
とお問い合わせ下さり、もちろんです!とお伺いすると
「唐紙の襖のイメージなのよ、そんな襖紙あるかしら?」
とのこと。
襖紙自体で探すと一般流通品では柄物ってあまりないのですが、壁紙を襖紙として張り替えることも可能ですので、いくつかサンプル帳を持ってお伺いしましした。
直感派のハイセンスなお客様でしたので、選定は完全にお任せしまして。
案の定、めちゃくちゃかっこいい壁紙を選ばれて、かっこいい襖に生まれ変わりました。(時にお客様丸投げも有効)
襖紙を選ぶぞ〜
中古を買ってリフォーム、の我が家。
既存の和室を、洋室にせず、和室として計画します。(流行にとことん逆行するよ〜)
よって、襖紙、選ぶぞ!
ポイント1:まずはどんな和室にしたいかが重要!
まず大前提なのですけど、襖紙選ぶときは、和室の全体のイメージがないと、だいたい、しくじるかと思います。
どんなパーティーかわからずにドレスを買うくらい、しくじると思います。
結婚式かと思いきやコスプレパーティーだったら清楚な衣装にみんなドン引き☆です。
当たり前なのですけど、基本かつ最重要なので一応述べておきますね。
我が家を事例にお話を進めます。
まずね、まさかの、和室2室あります。
1Fに6畳と2Fに8畳です。
そして和室大好きなので両方和室のまま利用します。(和室ってセンスなくてもある程度かっこいいからめっちゃお得?だと思うんですよね。)
それで、ちょっと昔から実現したいな〜と淡い期待を持っていたのが、青い和室です。
熱海の起雲閣で真っ青な和室を見て、
「なんやこれ!」と衝撃を受けまして。
和室って侘び寂び的な色以外もいけるっ!
個人的には強くそう思いました。
そもそも和室は構成要素が多いので、案外壁の量が少ない。
障子やら、襖やら、欄間やら。諸々。
ちなみにこちらの起雲閣の和室は細かい要素が驚愕するほど凝っているので、真似したくても出来ない。
歴史に残るスーパーお金持ちの持ち物でしたからね。
まあ、ここまでの色はちょっと一般家庭には難しいので、2Fの和室に(寝室)、もう少しおとなし目の青で行ってみよーということに。
和室ですので左官で仕上げたいところでしたが、予算に限りがあります。
ので、2Fの和室は青の壁紙としました。
↓↓↓ こちらです。
和紙っぽいテクスチャーのクロスです。
青すぎず、しっかり青くて気に入りました。寝室にピッタリ!
ポイント2:壁など、他の要素との相性が最優先
さて、これに合わせる襖紙はどうしましょうか?
色々考え方はありますけれども今回は、
・同系色まとめ
・壁と襖は同程度のトーン
・襖は目立たせず、地味すぎず
としてみました。
洋服でいうと、同系色切り替えワンピース、かな?
恥ずかしながら、冒険せず置きに行った形です。(マイホームで失敗したくないッ)
壁の青がまず、かなりのインパクトになりますので、ここに襖までインパクトを出してしまうと喧嘩します。かと言ってのっぺりするとそれはそれで悪目立ちするかも。
それで、色々検討した結果、
↓↓↓ こちらに。
色味は控えめですが、少し照りがあり、模様が浮き立つデザイン。
光の当たり方で印象が変わります。
和室は結構懐が深くて、割とどんなものでも受け入れてくれるように思いますけど、壁と襖がガチャガチャなのだけは避けたほうがよろしいかと。
壁に色を使う場合は少なくてもトーンは合わせた方が無難でしょうかね。
ハイパーセンスある人は、直感で突き抜けて良いとも思います。
そして見てみたいので積極的にどこかしらへアップしてほしい…!
ポイント3:予算があったら、引き手と枠も!
引き手はね、できれば交換したい。…我が家は既存利用ですが。
既存が金物の傷などもないレトロな引き手だったので、まあいっかと残しています。
ですけど、引き手は手をかけるところで傷や汚れの可能性が高いので、よほど良いものでなければ交換しても良いかも。
逆にとっても素敵な引き手はぜひ残して頂きたい!!
枠は既存の状態によります。綺麗だったら全然そのままで良いと思う。我が家も既存です。でも、汚れてたら…変えていたでしょうね。やっぱり味と汚れは区別したい。
折角の新居ですからね。
1Fの和室はどうしたのか
これまでは2階の和室の話。
1階は、実は具体的なイメージというものはしていませんでした。
と、思っていました。
というのも、1階はリビング〜和室を漆喰仕上げ(セルフで。のちに記事にします!)と決めており、予算の関係で漆喰もネットショップで購入を決めていまして。
和室はこちらの柿渋色にしよ〜と決めていました。
なかなかパンチがある色です。
よって
襖紙は自然派の漆喰に合わせて、和紙にしよう、
予算も崖っぷちだから、一番安いシリーズの無地っぽいやつでええわ。
そんな感じで決めたんです。
だから、特に何かにインスプレーションを受けたわけではなく、自分で決めた気でいたんですけどね。
こちら、起雲閣の別のお部屋の写真。
グーグルフォトで過去の写真を漁っていてびっくりしましたよ。
撮影した後、一度もみていなかった、というか記憶になかった写真ですね。
(私の姿が映った写真もあったから見てるはずなのですが、脳みそって不思議ですね)
実はもう新居にいて、和室の漆喰も完成しているので、比べることができるんですけど、雰囲気そっくり。
意識して起雲閣の一室を参考にして、
無意識で起雲閣の一室パクって参考にしていました。
写真を見つけた時は衝撃すぎて、お母さんに電話しました。(なんで)
それでね、私思ったんです。
盗作とか、パクリとか、本当に無意識でも起こりうるんだなって。
脳がね、真剣に、綺麗に、すっぱり、忘れてるんです。
だから、盗作疑惑とか、私はこれからの人生でコメントは差し控えたいなと思いました。
今までも特に意見したことはないんですけどね。
だけど、このことすら脳が忘れちゃうかもしれないから怖いですね。
人間の記憶はあてにならない。皆様もお気をつけて!
まとめ
和室は最近めっきり減ってしまって…
和室なんてないから、こんな記事は参考にならないわ〜
そんな方、大勢いらっしゃるかとは思います。
しかしですよ?
テーマを決めると、和室は一番威力を発揮してくれるスペースかなって個人的には思うので、是非是非、いろんな和室をご覧になってみてほしいです。
めちゃくちゃかっこいい和室はたくさんあります!!
細部まで真似することは難しくても、雰囲気だったら壁と襖で作れますのでね。
かっこいい和室をたくさん見たら、きっと和室を活かしたくなりますよ!