【リフォーム計画】既存の赤いタイルのレトロなキッチンを少しアレンジ
我が家のキッチンは既存利用。
めちゃくちゃ昭和なキッチンです。
いずれリフォームの予定ですがこのレトロさが妙に気に入ってしばらく使います。
よって新居に馴染ませるべく、少しアレンジ!
リフォーム屋としての力量が試されるような案件ですね、頑張るぞ〜。
強すぎる昭和感を少し緩和するためには
カップボードは全撤去
既存のカップボードは引き出しにスライドレール金具がない、さらにポリ板仕上げの代物で。
黄変しているし、引き出しはまともに開かないところもある。
一ミリの迷いもなく、撤去決定です。
しかしながら30年以上使用に耐えていることにあっぱれ!
カップボードはとりあえず手持ちの置き型の家具で間に合わせて、キッチンリフォーム時に計画します。(秘技★先送り)
レンジフードのみ交換
レンジフードはおそらく建築当時のものだった。
ちゃんと換気できていたのか心配になるほどの年季の入りよう。
既存のレンジフードは幅600mmなので、左に見えているキャビネットも撤去して幅900mmのものに交換します。
アリアフィーナとかのめっちゃかっこいいレンジフードにしてみたいところでしたが、我が家はクローズドキッチンでコンロは奥。
「予算崖っぷちだから掃除しやすくて安いやつでええわ。」
てことで工務店さんがチョイスしたやつを採用。
次回キッチンリフォーム時もレンジフードは再利用できるので、短期間でゴミになることはありません。
ちなみに、ガスコンロは最近交換したようでまだ綺麗で新しい。
しかも、ちょっといいやつ。
いつもカタログで見ているが、選ばれることが滅多にない、ちょい高めのやつだ。
目ざとい私は一瞬で気がつき、再利用を決めた。
嬉しかった反面、自分のがめつさにちょっと引いた。
次回のリフォームではこのグレードのガスコンロは選べないであろうから、慣れてしまわないようガシガシ使うぞ。
前の持ち主さん、ありがとう!!
不要な吊り戸棚撤去
吊り戸棚が、めちゃくちゃいっぱいついているの昭和なキッチンあるある!
我が家にもめっちゃついてたよ〜
昭和はちゃんと料理してた世代だから、調理道具が盛りだくさん。しかも滅多なことでは捨てない。
戦後の物のない時代を戦ってきた歴戦の戦士たちの備える心が顕著に現れています。我々とは違う、社会情勢の厳しさと戦ってきた皆様に敬礼しつつ、多すぎる吊り戸棚は撤去させていただきます。
想像力が無駄に豊かなので多すぎる吊り戸棚を見ただけでその時代を想像してうっすら涙が滲んで、自分にちょっと引いた。(またか)
ちなみに既存キッチンはこんな感じです。
クローズドキッチン、吊り戸棚が低い位置まである!!
今は空前の、キッチン前の吊戸棚なしブームです。
というかクローズドキッチンて最近ほぼないよね。
こんなに一律にオープン化してしまっていいのか、多様性重視派としてはハラハラする…!
大好きなクローズドキッチンとの共存を望みます。
いろんな人がいるんだから、いろんなキッチンがあっていいよね?
それから、個人的に低めの吊戸棚推し!
いや、推しというか憧れか。
いいな〜とは思っていたけど、今の日本のメーカーキッチンってこのタイプの低い吊り戸棚作っていない。あと壁付キッチンが少なくなっている。
だから提案はしたことはなかったけど密かに、
「絶対便利じゃん、低めの吊り戸棚!」
と思っていたんですよね。
アメリカとかのキッチンって低めの吊り戸棚が結構主流ですね。
目の高さだから、ものがとっても取り出しやすいのでめちゃめちゃ便利。(想像)
合理的だなーと思います。
微妙な高さの吊り戸棚だと扉で頭を打ちがちですけど、ここまで低いと頭も打たない。(想像)
新居の全体の雰囲気に合わせて内装をチョイス
床はダークグレー
楽しい楽しい内装決め〜♫
だけど、結局間違いないやつで冒険せず。(冒険の準備で大満足)
リビングのフローリングとの相性で決めました。
個人的に床がダークグレー、壁が白の空間がとっても好き。
スッキリとして清潔感がある気がするし、古びないモダンなイメージ。
例であげるとこんな感じ。
レンガ入ってますけどね。
というかこの建物は全体がめちゃくちゃかっこいいんですけどね。
なぜこのフロアタイルにしたのか。リフォーム屋的に重要なポイントがあります。
それは、こちらのフロアタイルの品番が定番で超・ロングセラーなこと。
おそらくこの先も基本的に廃盤にならないかと思われます。
流行りの柄は流行の変化でめちゃくちゃ早く廃盤になるんですね。
我が家、キッチンはそう遠くない未来にリフォームする予定ですので、その際に必要なところだけ床張替でいけるかな〜と思ってまして。
結局全部交換する気もしますけれども、将来的な経済状況ってこの時代わかりませんし、既存に合わせるという選択の余地を残しておくのは良いのではないかと判断しました。
赤いタイルに負けないクロスってなんだ
赤いタイルってまあまあ存在感があります。
今回のリフォームでは置き型食洗機のために一番右端の吊戸棚を一部撤去します。
キッチンリフォーム時まで、一人暮らし時代から連れ添った置き型食洗機さんに頑張ってもらいます。
↓↓↓ この食洗機。小さいのが玉に瑕。次はフロントオープンの大きめのやつにするぞ!ミーレ使ってみたい…!
ちなみにここに設置します。
本来キッチンのスパンに合わせて設置している吊戸棚。
一箇所だけ撤去した場合バランスがまあまあ悪そうではないですか。
そこで、使ったことのない木目クロスを使ってみよう!と。
キッチン側のみ、 これを、貼ります!
タイルというマテリアルには、マテリアルで対抗したいところでしたが、木目クロスも遠目で見れば薄っすらマテリアル感出るのではないかと考えました。
そして万が一失敗してもキッチンはいずれリフォームするし、クローズドキッチンだからリビングから見えないし、ま、いっか☆
まとめ
将来的には交換予定のキッチンの内装替えというレアな状況ではありますが、リフォームはこんな感じで一部残してもトータルで調和させるのが腕の見せ所かと思います。
目的、予算に合わせてうまくやり方を変えていきたいですね。
私なんて、キッチンリフォームを先送りにするという荒技に出ました。
家作りには絶対的な正解はありません。
あまり何かにこだわりすぎて、大事なものを見失わないように自分の心を舵取りすることが最も大事なのではないかと、最近思うようになりました。
お金をかければ良いというものでは決してありませんので、皆様が自分の意思でしっかりと見定めて決めたものに自信を持って、満足して使えると良いな〜