【リフォーム計画】カーテン計画は本当は契約前にやるといいなと思う
カーテン計画の罠
カーテン計画には罠が多い。
まず、布のくせに高い。と思う方が多い。
いや、布は高いんですよ!!
私も洋裁始めてから気付いちゃったんですけどね。
いい布は高いよ〜、でもね、いい布は圧倒的に素敵で引力がすごいの。
洋裁界のトップオブトップの生地は間違いなくリバティーのタナローンなのですがね、
どれもこれも柄が可愛すぎるし、なにより手触りがすばらしい。
こちらのサイトを見ていると一瞬で時空が移動します。
「私の、私の休日はどこにいったの…!!」とね。
おっと脱線ですね。
そう。いい布は高いし、カーテンの布はまあまあどれも良い布というか、しっかりした布ですので糸もたくさん使っているし当然高い。
でもカーテンってなんとなく最後にちょろっとつけるイメージがこびりつきすぎちゃってる。加湿器についたカルキのように頑固でとれないのね。
だからカーテンを決める頃にはみなさま予算が尽きちゃってるのです。
リフォームの場合って特に事前に準備しない限り、カーテンレール取り付けできる場所ってかなり限られます。よって選択肢は少ないか、もしくは一択だったりする。
ので、とりあえず予算内でなんとかなるものを選び、リフォーム完了!とね。
しかし本当に恐ろしいのはその逆です。
お施主様が工事終盤にカーテンの素晴らしさやバリエーションの豊富さに気付いてしまって、工事に関わるようなことをやりたくなっちゃうパターン。ちょいちょいある。
簡単ではないことを知り、お施主様も真っ青、設計も「早くそのお話が聞けていれば…!」と真っ青、後戻りが難しいところまで進んでしまった現場も真っ青。
その対応をする社員を見て、一緒に真っ青になり、なぜか涙がにじむ私。(大丈夫か!)
カーテン。あんなに大人しそうに窓辺に佇んでいるのに、実は多くの罠を仕掛けているのです…!
カーテンは面積が大きい!
カーテンて面積がすごく広いです。
そしてカーテンによる空間への影響はその面積以上かと思われます。
そう、カーテンとは目隠しや光調整といった機能だけでなく、
空間を形作る要素のもあるのです。
だから、壁紙と同じくその部屋をどんな空間にしたいか?で選びたいのですよね。
カーテンはバリエーションが豊富
一言にカーテンといっても、カーテンは本当にバリエーションが豊富すぎて、一括りにしてはいけないレベルですね。
いわゆる布のカーテン以外にもブラインドとかウッドシャッターとかもあるし、そうなると使い勝手とかも検証しなければならないから結構悩みが深くなる傾向。
考え始めるとまあまあ具合悪くなりそうなのがカーテンですね。
考えすぎると具合が悪くなるタイプの方は要注意です。
我が家のカーテン計画
悩み始めると、
「え?またなにかに絶望してるの??」というくらい苦悩する私。
カーテン計画、大丈夫か!?と主に夫に心配されていましたが案外すんなり決まりました。
一番大きな理由はカーテンの場所が少なかったから。
和室が2室あってそちらは既存で障子がついていたので迷いなく再利用。
面倒だから障子の張り替え依頼しちゃいました。
障子紙って色々選べますけど、センス抜群の人以外は一番安い普通の白い和紙をおすすめします。破くリスク高いですし、ここにお金かけてもかけたコスト分違いを感じるのは難しいかなと思いますので。
残りは2階の個室2室、洗面室と1階リビング。
個室は安定の後回し。どっかビスが効くところにあとから自分でカーテンレールつけよ〜、とね。
洗面室はホワイトのアルミブラインドにしました。これはDIYで。
木製もあるのですが、ルーバーの幅を狭目にしたしゅっとしたラインにしたかったのと、ナチュラル感を出したくなかったのでアルミにしました。この辺りは自分のイメージと使い勝手を合わせて検討・選定します。
残るはリビングです。
カーテンレールをどこに設置するかということも考えましたし、カーテンの吊り元を隠すために下がりを設置するかも迷いました。
私のピンタレストはカーテンの画像のピンでいっぱい。
カーテンは圧倒的に海外事例が優れていて、ドレープがたっぷりして色もパキッとした美しいものに心惹かれました。窓の形が違えばカーテンロッドとかにもチャレンジしたかったな〜。
で、最終的には天井直に壁いっぱいでカーテンレールを設置としました。
壁面にカーテンレールを取り付けるには下地の工事が必要でしたし、ピンタレストで事例を見ているうちに吊り元が見えていてもフラットカーテンだったらいいかもしれないと思ったので。
↓こんな形です。
片開きにします。普通にフロントにドレープ後ろにレース。
普段はソファの横にドレープカーテンを溜めます。
ソファはネイビーにしたので、馴染むような色にしてみようと計画。
まあまあ築年のいっている我が家。掃き出し窓の高さはH1800程度なのですが、カーテンが天井から吊られていると錯覚で窓が大きく見えて薄っすら開放感が増します。たぶん。
ちなみにカーテンレールは目立たないものを探して
↓↓↓TOSOのこちらに。
天井直付け用でとっても薄くて、ランナーも目立たない感じに作っているらしい。
まとめ
そんな感じでしたのでね、結局我が家はおそらく工事があらかた進んだ後に、「カーテンレールを天井にしたいんです」と言ってもそれほど問題もない計画となりました。
天井はコンクリート直でしたので下地を入れる必要がなかったですからね。
ただその場合、逆にDIYで自分でカーテンレールをつけるのは非常に難易度が高いです。
コンクリートに打ち込むための工具が必要ですし、リビングのカーテンレールは4m近いので搬入も大変です。絶対に職人さんにやってもらう方がいい内容。
工事後の追加工事にすると余計に経費と職人さんにお手数がかかるので本工事で一緒にやってもらいました。
こんなたった1箇所のカーテンレールですら結構いろいろ考えて取り付け時期まで、契約前に決めていました。 事前に決めておくことで後から「これは難しい」「追加費用がかかる」ということもなくスムーズです。
些細なことのように感じるかもしれませんが、カーテンは最後にやってくる結構なボリュームの出費ですし、引っ越したらすぐに必要で先送りが難しい。
カーテンってこだわりだすと執着が出がちでタイミングが難しいところもあるのですが、カーテン計画はお早めがおすすめです。
そんな風にお早めをおすすめする私は、契約前にカーテンレールはサクッと決めたのに、
最終的にカーテンが我が家にかけられたのは入居1ヵ月後でした。(え!)
うふふ。
人のこと言えなくて本当にびっくりですよね。
このグダグダカーテン選びもまた記事にしていきたいと思います。
では!