ずぼらがそこそこ素敵に暮らすには

【リフォーム計画】長崎で出会ったレトロで可愛い黄緑の空間をリフォームでも取り入れてみる

 

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長崎はぎゅっとコンパクトで、歴史もあり、素敵な街だなと旅行者的には思います。

長崎旅行で出会ったレトロな色遣いに感動する

みなさん、黄緑ってどう思いますか?

かわいいですよね?(のっけから強要すごい)

単体で色だけの話だと私はそんなに好きではないのですけど…. (強要しておいて?)

建物に使うとめちゃくちゃ可愛い!!!

ご覧ください!

 

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この建具の色の組み合わせいつかやってみたいな〜



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建具と廻縁を黄緑パターンはレトロ色使い鉄板ですよね。



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天井が高いからできるこのインテリア。ずるい。

数年前の長崎旅行でグラバー園に行った時の写真です。

なんて可愛いのでしょうか?!

子どものときに一度来ていたはずなんですけど、こんなに素晴らしいところだったなんて。

大人になってよかった…!

長崎の定番の観光スポットのグラバー園、坂を利用したロケーションがとても素晴らしく、お散歩としても非常に楽しい。(インテリアに興味がない子どもはそれほど楽しくないかも。)

グラバー園内の旧自由亭のカフェにもいきましたが(内装とコーヒー目当て)、レトロ風な調度品を後からあまり足さず、真剣に古くて最高でした。カフェとくればコーヒーを頼みたいところでしたが、暑かったのでレモンスカッシュを飲んだ気がする。(初心忘れがち)

グラバー園 旧自由亭

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自由亭内装写真。グラバー園ホームページより。

http://www.glover-garden.jp/pick-up/tea-room

グラバー園内の建物が10棟くらいあるのですけど、大胆に天井の壁紙が剥がれている建物などもあり若干気になりました。

本当に古い建物ですから現状維持だけでとてつもなく大変なのだと思います。九州は台風も多いですし、きっと雨漏りも数えきれない程あるのだろうな。(原因によるけど雨漏りって気が遠くなるほど修繕が大変です)

旅先で古い建物を見ることができるのも、修繕・管理の賜物です。(資金も潤沢ではないだろうし大変なはず・・・)

本当にありがとうございます。

修繕のお仕事って大変そうだけど面白そうだよなー、といつも思います。

当時のやり方とか調べて再現するのは歴史好きとも相性良さそう。など妄想してしまうけど、きっと頭の冴えわたっている方々がキリキリやってくださっているので私の出る幕などないわ。

 

この長崎旅行では出島にも行きまして、それはそれはカラフルな、和と洋のコラボレーションを見て感銘を受けました。というか、単純にすごく好みでした。

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唐紙の和室をディーナールームに。この時代にクロスを貼っているのが斬新すぎる。最先端だったんだな〜。



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素敵!!これは女子受け抜群な(?)襖だわ。

写真があまり残っていなくて残念。
史学科出身としては出島の資料館から並々ならぬ尽力を感じました。日本史専攻してないから知識がふわっとしている私でもすごく面白かった。鎖国時代、この出島は唯一の貿易窓口です。出土した商品が多岐に渡っていてもはやカオスでした。例えるならば楽天とかアマゾンみたいな感じですかね。

歴史って昔のこと扱いされてしまうけど(それはあってるやろ)、生きていたのは同じ人間ですからね。過去にあった出来事だけど別に難しいことではなくて、その時代の人にしてみればただの日常でしかない。そんな感覚で見ていくと全てが面白いのになって思うのですが、きっと学校ではカリキュラムに追われてなかなかそんな話する時間もないですしねー。無念です。

 出島は観光地としてもなかなか優れていて外国人観光客の方も多いです。単純に街並みや建物が素敵だし、結構安い値段でレトロな洋装や着物だったか浴衣だったか(全然違う代物なのに思い出せない)を着させてくれて散策できるサービスもあり、いろんな楽しみ方を提供しているところも素晴らしい。長崎も潤うし、旅行者も満足。私も満足。私の建物探訪に付き合わされた夫も意外と満足!

このエリアの発掘と再現事業は継続中らしく、またこなくてはいけないですね。 

黄緑を取り入れたい!

時を経て、マイホームを持つことになった私。

長崎旅行で感じた黄緑への憧れを、ずっと忘れずにいました。(たった数年だから当たり前だ)

リフォームにあたり、黄緑は絶対どこかにいれるぞ!と、私の頭の中では確定したのですが、問題はその場所です。

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奇抜なものを厭う夫が可愛そうなことにならないで黄緑を取り入れるにはどうしたら・・・

我が家はグラバー邸のような豪邸ではないので部屋数は限られています。

パブリックスペースは白、と早い段階で決まっていましたので、残るは個室。

もうそうなったら私の部屋しかない。(洋裁部屋にする予定!楽しみすぎ!)

なので私の部屋を、「天井のみ白、壁はすべて単色黄緑」、としました。

柄物クロス遣いがすばらしかった長崎の建物に感化されたので、腰壁とか作って柄物クロスと組み合わせなんかもしたかったのですけど、そんな予算はなかった。

装飾を始めちゃうと、合わせて柄物クロスも輸入のクロスにしたーい、とか始まってしまい、(予算が)収拾がつかないことになります。輸入のクロスは日本のものとは素材が違うので大変貼りにくく、施工費が上がり、クロス屋さんに面倒だなー、と小言を言われます。(もちろん美しく仕上げてくださいますが。すごいよクロス屋さん!)

 

いっときはかなりノリノリでして、みはしのホームページでモールディングの形状を夜な夜な確認していたのですがね…。

みはし 

モールディングの会社です。

いーっぱい形状があって見ているだけで楽しい。

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みはし ホームページより

https://www.mihasi.co.jp/

とりあえず材料費を簡単に計算してみて、ないわ、ってすぐやめました。(すぱっと切るのも大事。お金と検討時間は有限)

あと、昭和レトロの家に、いきなりがっちり洋館風の部屋があるの、おかしい。(我に帰る私)

そうだった。自分の家だと好みが暴走するから気をつけなければ…

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調和がすべてだ!!気をつけて私!!

まとめ

最近は色を使うインテリアがぐっと増えました。

あまり流行に乗れない私ですが、色に関してはここぞとばかりに乗って行きたい所存です!

注意事項は全体の調和です。そして色は奥深いです。(なんでもそうですけど)

以前興味本位でカラーコーディネーター3級を受けてみましたが、テキストがなかなか面白かったです。(合格して速攻メルカリで売ってしまった不届き者がいうことではない)

ふわっとしていたことが少し明確に理論的に説明できるようになりました。慣れない内容だったので一ヶ月くらい割と真剣に勉強した。多分・・・。(記憶が常に曖昧)

お家計画していて、色には絶対的に、並々ならぬこだわりがあるっていう方でしたら一度そういった理論も目を通してみると後悔が少ないかもしれません。

 

それから、個人的に見ていて楽しいのはこちらの本。

フランスの配色

フランスの配色

  • 作者:城 一夫
  • 発売日: 2011/04/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

これは大好きで、よくパラパラ見ています。

理論も大事だけど事例も大事。

色の組み合わせと配分をとーってもわかりやすく、視覚的に載せてくれています。

どれほど参考にさせていただいたかわかりませぬ。お洋服コーディネートにも使えますよ。

色に関しては今はとてもいい時代です。

技術の進歩でいろんな着色方法や商品があってかなりのバリエーションに対応できます。

 

好きな色、上手に取り入れたいですね。